臨時休診のお知らせー花粉症の季節となりました。
2月上旬頃から、発熱以外はコロナやインフルエンザ等と同じような症状(鼻汁・咳そして咽頭痛等)を伴う花粉症が多くみられるようになりました。近年、花粉症の患者さんは年々増加をして、さらに低年齢化も進んでいます。すなわち、「花粉症は、大人だけの病気ではなく、子供のころ(3歳位)から見られる病気」ということです。
1)主な症状は「クシャミ、鼻汁・鼻づまり、そして小児では鼻すすり」で、このような症状が続くと「口呼吸」となって、不眠の原因となることもあります。
2)目の症状としては、「目のかゆみ・充血そして涙目」がみられて、さらに目をこする事によって結膜炎を起こして「目ヤニ」が見られることもあります。
3)時に、皮膚のかゆみを伴うこともありますので、「保湿剤」等による、お肌の手入れがより大事となります。
4)治療法としては、「抗アレルギー剤」の飲み薬や、「抗アレルギー剤やステロイド」の点鼻薬。「抗アレルギー剤」の点眼薬などがあります。今日では、これらのお薬を上手に使うことによって、症状の改善が大いに期待できます。スギ花粉の花粉症は、桜の咲くころまでと思われますが、ヒノキの花粉症を合わせて持っている場合は5月の連休くらいまでの治療が必要となります。
5)その他、外出時のマスクの着用、そして帰宅後に外で十分に「花粉」を払って室内に持ち込まないように努力をしてください。